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愛知県名古屋市でカット講習を毎月開講しています、マイスタです。

カウンセリングから骨格・髪質の確認まで_美容師が触れることで安心感を与える所作

美容院での施術は、お客様にとって「触れられる時間の連続」です。

特に、カウンセリングから骨格や髪質の確認に至る流れは、お客様のパーソナルスペースに深く踏み込む時間でもあります。

その過程で、「不快感」や「不安感」を抱かせてしまうと、その後のカットやカラーの満足度にも影響を与えかねません。

そこで今回は、カウンセリングから骨格・髪質確認に至るまでの「触れること」にフォーカスし、快適さと安心感を提供するための心がけを共有します。

カウンセリング ― 最初の触れ方で信頼感が決まる

カウンセリングは、お客様が最初に「触れられること」を意識する場面です。

ここでの触れ方が、「この美容師さんに任せても大丈夫」と思ってもらえるかどうかの分かれ道になります。

心がけるポイント:

  • まずは視線を合わせる:
    カウンセリングを開始する前に、お客様の目を見て挨拶。
    「今日はお決まりですか?」等、お客様のご要望をまずは全て聞いてください。
  • 聞きながら触れるのではなく、聞き終わってから骨格、髪質の確認のために触れていきます。
  • 触れる前の許可を得る:
  • 「髪の状態を確認させていただいてもよろしいですか?」
  •  「頭の形を見させていただきますね。」
  • この一言で、お客様は「何をされるのか」が分かり、不安感が軽減されます。
  • 指先の使い方を意識する:
    • 大雑把にバサバサと掴んで確認するのではなく、アンダー→ミドル→トップ→フェイスライン等、丁寧に優しく細かく分け取って確認をしていきます。
    • お客様の体の一部を触れる意識をもって仕事をしてください。

この「初めて触れる瞬間」の安心感が、その後の施術全体への信頼感につながります。

骨格と髪質の確認は技術的な行為ですが、お客様にとっては「頭に触れられる」という繊細な時間です。

触れる瞬間ごとに、一つひとつ丁寧に声をかけることで、安心感を与えることができます。

ここでの触れ方が雑だと、「乱暴に扱われた」と感じさせてしまうことも。

また、触れる動作をゆっくり行うことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。

最後の確認 ― 触れることの締めくくり

カウンセリングから骨格・髪質の確認までの流れが終わったら、最後に一度、お客様にありがとうございますと確認の声かけを行いましょう。

ここで安心感を与えておくことで、施術中のリラックス度合いが大きく変わります。

まとめ:触れることで信頼を築く

美容師が行う「触れる」という行為は、技術だけではなく、安心感を与えるための大切な接客手段でもあります。

カウンセリングでの優しい声かけ、骨格確認での丁寧な触れ方、髪質確認での繊細な指使い――

これらの一つひとつの積み重ねが、お客様に「この美容師さんは信頼できる」と思ってもらえる瞬間をつくるのです。

「触れる」という行為の持つ力を再認識し、触れることで安心感を与えられる美容師であり続けましょう。

このようにカットする以前のお客様に対しての向き合い方も大切に考えているのがマイスタです。

実際の講習では明日からすぐにサロンワークに活かせるように詳しくお伝えしています。